掲示板作りました!
2007年11月30日金曜日
2007年10月26日金曜日
2007年7月29日日曜日
2007年7月15日日曜日
中村氏帰国歓迎会(まじっくばすーん)
台風が九州に上陸していると言うあいにくの天気の中6名が集まり、焼き鳥を食べながら話に花を咲かせました。
2007年7月4日水曜日
LPレコード(まじっくばすーん)
例のプチプチ音は気になりますが、今回買ったのは針の要らない(レーザー光線で溝を読み取る)プレーヤーなので、もう溝が傷むことがないのがうれしいです。
ブレンデルのピアノとレヴァイン指揮シカゴ響のベートーヴェン協奏曲を堪能しました。次には、アラウのピアノとハイティンク指揮コンセルトヘボウ管の同じくベートーヴェン(たぶんCDになっていないと思います)を聴いてやろうともくろんでいます。
2007年6月21日木曜日
久しぶりの岩井(まじっくばすーん)
何の団体の合宿と言うわけでもなく、久しぶりに合宿をしたくなったので同好の士を募って即席の木管合奏団を仕立てたものです。このブログのメンバーではS女史が参加してくれました。
グノーの「小交響曲」、リヒャルト・シュトラウスの「13管楽器のためのセレナード」「13管楽器のための組曲」、モーツァルトの「13管楽器のためのセレナード」などをみんなで吹きました。
場所はわれわれが現役のときにお世話になった「伝次郎」です。多少水周りがきれいになったり冷房が入ったりしていましたが、基本的には昔のままでした。
岩井全体も、リゾートマンションが建ったりしているものの、余り昔と変わらないですね。でも館山道(7月4日に全面開通とのことで、この時には部分的にしか使えませんでした)ができて、また東京湾アクアラインもあるので、川崎あたりからのアクセスは抜群に良くなったようですが。
今の現役諸君は冬や春は岩井ではなくて確か河口湖あたりで合宿しているんですよね。だから岩井に対する思い入れはないでしょうが。
と言うわけでご報告まで。
2007年6月15日金曜日
ピュヒナー売却(まじっくばすーん)
この楽器は私が就職した年に買ったもので、買ってから3年間は給与も賞与もこの楽器のローンに飛んでいった覚えがあります。その後、妻が遺して行ったフォックス(馬場バージョンに改造済み)に乗り換えたので、使わなくなったのでした。
楽器の値段としてはピュヒナーの方がフォックスよりずっと高いですが、フォックスは吹きやすいし程よい抵抗感と暗さがあるので、乗り換えたことは後悔していません。
それにしても、ファゴットという楽器はこういうオールドものの需要があるという点で、管楽器の中でも異色かもしれませんね。
2007年6月12日火曜日
2007年6月11日月曜日
2007年6月7日木曜日
2007年6月6日水曜日
2007年6月5日火曜日
2007年5月31日木曜日
帰って参りました。 (ぶっちゃー)
日曜日に成田に着き、翌月曜日に会社の単身寮に入って、実家に顔を出し、昨日今日と元の職場に挨拶回りをして、明日6月1日からは新しい職場に入ります。
自分のうちは人に貸していて、来年の夏まで契約が残っていて、その間は池袋から西武線で2駅ほど入ったところの寮から大森まで通わなければいけません。何やかやと片道1時間近く掛かる道程で、車通勤で甘やかされた身には、なかなか辛そうですね。
それに、やっぱり東京は人が多い。アメリカにいた間も何回か出張で来ていたのに、今更ながらに圧倒されています。すっかり変わってしまった秋葉原や、丸の内の新丸ビル近辺をウロウロしていたので、余計にそう感じるのかも。それでも乾燥しきったカリフォルニアから比べると、日本の潤った感じの陽気は懐かしいですよね。もっとも今週は涼しいので、これから暑さが厳しくなることを考えるとちょっと先が思いやられます。
寮でも、ブロードバンド接続は出来るというので申し込みましたが、開通まで3週間くらい掛かってしますそうです。会社のPCはガチガチにセキュリティが掛かっているそうで、こういったブログへの書き込みも難しそう。現に、この書き込みもようやく入ったインターネット・カフェからです。とういうことで、当分はまともな書き込みも出来そうにありませんが、取り急ぎ帰国のご報告です。
それでは、また。
追伸: まじっくばすーんさんからは、さっそくメールで声を掛けていただきました。「帰国歓迎会」のお誘いも。ありがとうございます。なるべく早くご返事しますね。
2007年5月25日金曜日
2007年5月23日水曜日
ヴィヴァルディのファゴット協奏曲、そして合奏団のこと (ぶっちゃー)
「赤毛の司祭」というのが、それ。 管理人のカーザヴェーチャさんの、ヴィヴァルディに関する博覧強記振りに驚いて、ヴィヴァルディの協奏曲と、彼が面倒を見ていたというピエタ教会の女性合 奏団について質問してみたところ、この度回答を頂いた。カーザヴェーチャさんに許可を頂いたので、BBSでの遣り取りをそのまま紹介する。
既に知られてい る話もあるけれど、ここまで詳しい記述は知らなかった。 「39曲もの協奏曲がどういうソリストを目当てに書かれたか?」という事は、依然謎のままではあるけれど、当時のヴィヴァルディの活動の状況や、ピエタの女性合奏団の様子もちょって判って面白い。
それにしても、ここまで調べ上げるカーザヴェーチャさんには頭が下がるばかり。とにかく「赤毛の司祭」は一度ご覧になるといい。特に、 References にある「出生から永遠の旅立ちまで -ヴィヴァルディの足跡を追い求めて-」は、ヴィヴァルディの伝記であると同時に、ヴィヴァルディをめぐるヴェネチア案内としても秀逸。既にヴェネチアを 訪れながら、ヴィヴァルディの事をすっかり忘れていた愚か者としては、これを手に彼の地を再訪したいと願って止まない。
カーザヴェーチャさん、ご協力本当にありがとうございました。【以下、「赤毛の司祭」より転載】
タイトル | : ファゴット協奏曲、そして合奏団のこと |
記事No | : 1578 |
投稿日 | : 2007/04/27(Fri) 03:43 |
投稿者 | : ぶっちゃー |
カーザヴェーチャ様
昨晩、トゥーネマン/イ・ムジチのファゴット協奏曲のCDを聴きながらネットサーフィンしているうちに、このすごいサイトに行き当たりました。そこで、ぜひ教えていただきたいのですが。
ヴィ ヴァルディのファゴット協奏曲は、バイオリン(200曲以上)の次に多い39曲ということですね。バイオリンはヴィヴァルディ自らが奏者であるし、元々ソ ロを取る事の多い楽器なので圧倒的に曲数の多いのもそれなりに判るのですが、ファゴットは元々それほどソロを取る事のない楽器だと思いますし、いずれにし てもこんなに多くファゴットの為に協奏曲を書いたという作曲家を知りません。彼の関わったピエタの合奏団には余程優れた奏者、あるいはヴィヴァルディお気 に入りの奏者が居たという事なのでしょうか?
ついては、ファゴットあるいは他のソロ奏者について、何かご存知のお話(エピソード)ありましたら、ご紹介下さい。
またバロック時代の女性だけの合奏団というのは、あまりビジュアル的に想像出来ません。カーザヴェーチャさんがおっしゃる様に、ピエタは「修道院では無い」という事であれば、我々が想像しがちないわゆる「修道女」姿でもないのでしょうけれど。これも何か判れば。
突然のぶしつけな質問で恐縮ですが、宜しくお願い致します。
タイトル | : Re: ファゴット協奏曲、そして合奏団のこと |
記事No | : 1581 |
投稿日 | : 2007/05/22(Tue) 02:18 |
投稿者 | : カーザヴェーチャ |
ぶっちゃーさん、連休明けのお約束が急に身辺が忙しくなって、なんと二週間もずれ込んでしまいました。長らくお待たせしまして申し訳ありませんでした。
さて、現存する39曲(内、RV468とRV482の2曲は不完全)のファゴット協奏曲は、そのほとんどが、1728年ごろから1737年ごろにかけて書 かれたものです。『四季』を含む作品8の献呈先、ボヘミアの貴族ヴェンツェル・フォン・モルツィン伯爵に捧げられたファゴット協奏曲RV496は、音楽史 上最初の作品と目されていますが、作曲されたのは1725年ごろでした。ちなみに、ずっと手元に置いて推敲を繰り返した作品は、RV498でした。いずれ にしろ、これほど高度な演奏技術を要する作品を、次々と書けたのは、おそらく、ファゴットの名人が何人かいて、彼らから演奏上の技法を作曲する際の知識と して得ていたのではないかと考えられています。
もし、それが一人だったとすれば、1700年ごろ生まれの、ジュゼッペ・ビアンカルディという名 人で、実際、RV502 の手稿には彼の名前が書き込まれています。しかし、この当時まだ珍しかったゲルマン由来の管楽器に強い関心を抱き始めたのは、もっとずっと前で、1717 年にヴェネツィアで初演したRV 719『ダリオ(ダレイオス)の戴冠』の中で、伴奏楽器としてのファゴットに重要な役割を担わせていることから、当時ヴェネツィアに滞在していたザクセン 選帝侯皇太子フリードゥリッヒ・アウグストゥスⅡ世が連れてきたオーケストラのメンバーに、ファゴットの名人がいたのではないかと考えられています。
ピエタとの関係では、この低音楽器は、少なくともピエタ音楽院では鳴らされなかったようです。当時の帳簿に、ファゴットやリードを購入した記録がないからで、ファゴットの教師を雇ったという記録すらないのです。
ところで、ピエタの「合奏・合唱の娘たち」の格好ですが、私の知る限り、絵として残されているものがたった一枚あります。ヴェネツィアのコッレール博物館 所蔵の、ジョヴァン二・グレーフェンブロッホGiovanni Grevenbrochが描いた、『孤児の娘たち』Le Figlie Orfanelleという絵です。ただし、ヴィヴァルディの頃よりやや時代が下って、18世紀半ば頃の格好ですが、ふつうの世俗の姿です。茶系や濃い緑 系、黒系の胸繰りが縦に深く開いたドレスに、おそらく白い絹のスカーフを襟から胸元にかけて重ね、髪は小さく結い上げておそらく赤い石榴の花のようなもの を、髷に挿しています。瀟洒な鉄格子の向うに並ぶ上半身像ですので、細部はわかりませんが、決して修道女の格好ではありません。
ピエタ 教会に本部を置いて、世界各地に演奏旅行に出ているレ・ヴィヴァルディアーネLe Vivaldianeという名の、若い女性だけのバロック合奏団がありますが(来日公演もしています)、その衣装はヴィヴァルディが活躍していた頃の「合 奏・合唱の娘たち」格好を再現したものだそうです。
タイトル | : Re^2: ファゴット協奏曲、そして合奏団のこと |
記事No | : 1582 |
投稿日 | : 2007/05/22(Tue) 04:29 |
投稿者 | : ぶっちゃー |
参照先 | : http://wso-fg-ob.blogspot.com/ |
カーザヴェーチャ様
ご回答、大変にありがとうございます。却ってお時間を取ら せてちょっと恐縮致しますが、やはり興味深いリポートで大変に参考になります。特に、ファゴット協奏曲がピエタの合奏団では奏されなかったであろうとのお 話は意外でしたが、説得力ありますね。私はある大学オケの出身ですが、最初の女性奏者の出現は1979年でしたから(笑)。やはりヴィヴァルディの時代 に、あの楽器を抱えてソロを吹き鳴らす女性奏者の姿はちょっと想像し難いものがあります。
それにピエタの女性合奏団のいでたち、あるいは現在活動している合奏団のお話も大変参考になりました。(小さいながらネットで写真も見つかりました。)
実は、最近その大学オケのファゴット・パートのOBで立ち上げたブログがあるのですが、そこにこのリポートを紹介(転載)させて頂いて宜しいでしょうか? (サイト・アドレス:http://wso-fg-ob.blogspot.com/ )
と ころで、リポート中に触れられている「ジュゼッペ・ビアンカルディという名人」という人はイタリア名の様で、文脈からは同じく文中に触れられているボヘミ アやザクセンの合奏団のメンバーでは無いように受取りましたが、ヴェネチアの人なんでしょうか? これは、もう調べて頂かなくても結構ですので、お分かり の事があれば教えて下さい。
本当に今回はありがとうございました。これからも楽しみに拝見させて頂きます。
タイトル | : Re^3: ファゴット協奏曲、そして合奏団のこと |
記事No | : 1583 |
投稿日 | : 2007/05/22(Tue) 07:12 |
投稿者 | : ぶっちゃー |
参照先 | : http://wso-fg-ob.blogspot.com/ |
カーザヴェーチャ様
重ねて、恐縮です。
1725年から35年の10年間は「ピエタの職を離れてヨーロッパ各地に長期旅行に出る事が多かった」という話もある様ですね。となると、それも「ファゴット協奏曲はピエタの合奏団では演奏されなかった」であろう事を裏付ける訳ですか?
タイトル | : Re^4: ファゴット協奏曲、そして合奏団のこと |
記事No | : 1584 |
投稿日 | : 2007/05/22(Tue) 22:41 |
投稿者 | : カーザヴェーチャ |
ジュゼッペ(または愛称を交えてジョゼッピーノ)・ビアンカルディGiuseppe(Gioseppino) Biancardiは、1699年ないしは1700年におそらくヴェネツィアで生まれたのだろうと考えられています。詳しいことは伝わってなく、1727 年にヴェネツィア演奏家組合l'Arte de' Sonadori di Veneziaの一員として登録されています。
ピエタ音楽 院でも、ファゴットは演奏されていたという仮説をとる人もいます。その論拠として挙げているのが、1739年8月に老ヴィヴァルディと会って協奏曲を数曲 買い求め、さらにヴェネツィアの4大慈善院付属音楽院での演奏を実際に聴いた、フランスの啓蒙思想家シャルル・ドゥ・ブロス(1709-77)が、回想録 に「合奏・合唱の娘たちがヴァイオリン、フルート、オルガン、オーボエ、チェロ、ファゴットを演奏する」と書き残していることと、当時は、オーボエ奏者が ファゴットも演奏することが普通だったことの2点です。
しかし、ドゥ・ブロスの回想録のこの部分は、ピエタ、メンディカンティ、インク ラービリ、サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロの4大音楽院全体について述べている箇所であって、ピエタ音楽院だけを個別的に取り上げて云々してはいませ ん。それに、当時のピエタの資料には、一人ひとりの担当楽器が細かく書かれていてるのですが、そこにファゴットの文字が無いこと、そして何よりも、楽器そ のものを購入したり、消耗品のリードすら購入した記録が残っていないことを考えると、この仮説は説得力に欠けます。
1725年から35 年までの10年間は、「ピエタの職を離れてヨーロッパ各地に長期旅行に出る事が多かった」というのは、やや誇張されていると思います。 Referencesの『出生から永遠の旅立ちまで』の「(5)青年期から壮年期へ」にも書きましたが、1723年以降は、毎月新曲を二曲提供してリハー サルを二、三回するが、公演やオペラ上演でヴェネツィアを不在にする際は、作品を郵送するだけで良いという、かなり緩やかな契約をピエタと交わしていまし たし、必ず立ち会うことにしていたオペラのリハーサルと上演の記録を見ると、1725年からピエタに「協奏曲長」として再就任する35年までに、ヴェネ ツィアを長期離れていたのが確実なのが、プラハでの上演記録のある1730年と31年の2年間のみです。それ以外は、たとえフィレンツェ、ヴェローナ、マ ントヴァ、プラハに一時的に滞在したとしても、
かならずヴェネツィアでの上演がありました。それが興行主を兼ねている場合は、なおさら長期のヴェ ネツィア不在は無理でした。しかし、そのこととファゴット協奏曲がピエタで演奏されなかったこととは関係がありません。万が一ファゴット協奏曲をピエタの ために作曲したとすれば、ヴェネツィアに帰っている間にリハーサルを二、三回する時間は十分あったでしょうから。
前回の私の書き込みをご自分のブログに転載されたいとのことですが、このサイトからの転記ということを明記していただければ結構です。大変光栄に存じます。
タイトル | : Re^5: ファゴット協奏曲、そして合奏団のこと |
記事No | : 1585 |
投稿日 | : 2007/05/23(Wed) 02:14 |
投稿者 | : ぶっちゃー |
参照先 | : http://wso-fg-ob.blogspot.com/ |
カーザヴェーチャ様
重ねての詳細なご説明、本当にありがとうございます。謎は解けないままですが、いろいろ勉強になります。
それにしても「当時は、オーボエ奏者がファゴットも演奏することが普通だった」とのこと。実は、私の先輩の中にもファゴットとオーボエを共に演奏する名手がいます。ヴィヴァルディの時代のひそみに倣っているとは...
2007年5月21日月曜日
クレーメルとツィメルマン(まじっくばすーん)
浜離宮朝日ホールでの公演は、ブラームスの2番3番のソナタとフランクのソナタと言う曲目だそうです。最高の演奏者による最高の曲目。もう私はチケット発売が待ちきれません。
2007年5月15日火曜日
2007年5月13日日曜日
グールドと井上陽水と…(mf)
ソファに沈み込んでグレン・グールドのCDを聴いていたらすぐにいい気持ちになって眠りこけてしまい、いつの間にか音楽は終わっていました。(曲はゴールドベルク変奏曲ではなくて、ベートーヴェンのコンチェルト3番だったんですけどね…)
目が覚めて、新聞でも読もうと開いてみたら、偶然にもグールドの記事が載っているではないですか。「グレン・グールドは終わらない」という見出しで、グールドという存在の普遍性について書かれています。次は浅田彰の発言。 『開かれた引きこもり』とも言うべきグールドの生き方が示すメッセージは、ネットなどの多様なメディアで人々が対等に出会えるようになった今、普遍的な意味を持ち始めている。
なるほどね。
実は、僕はいつか「グールドと井上陽水」というテーマでちょっと書いてみたいと思っているんですよ。陽水もコンサートよりスタジオでの録音に力を入れていた時期がありますし(そのころの『ライオンとペリカン』というアルバムは陽水の一つの頂点だと僕は思っています)、二人には俳句への関心という共通点もあるようなので、いろいろ調べてみたいと思っているのです。
ところで、グールドがこの世を去ったのは「50歳を迎えたわずか9日後のこと」だとか。ということは、僕はあと数日でグールドより長生きしたことになるわけか…
グールドの死因は脳卒中、「他人事じゃないなあ、お前たち、お父さんを大切にしろよ」なんてことを子供たちの前で言っていたら、娘に言われてしまいました。
「お父さんはそんな才能ある人じゃないから、大丈夫だよ!」
そうかもね。
2007年5月8日火曜日
2007年5月7日月曜日
2007年5月4日金曜日
2007年4月28日土曜日
2007年4月27日金曜日
2007年4月25日水曜日
SF響の場合 (ぶっちゃー)
【追記】
SF響のことを調べていたら、こんなサイトが出て来た。こんな視点で徹底的にあのオーケストラを見てる人がいるんだなぁ、とちょっと感心した。この人はアメリカに住んでいるのかと思いきや、東京在住らしい。私は近くに居ても(それでも、東京-熱海くらいは離れてるけど)、シーズンに2~3回しか行かない不真面目な聴衆だけれど、今からでもちょっと真面目に聴き直そうかな。
ファゴット吹き今昔(まじっくばすーん)
ぶっちゃー氏や私がファゴットを始めた1970年代終わりには、ファゴットの名人と言うと、フィラデルフィアのバーナード・ガーフィールドであり、ボストンのシャーマン・ウォルトであり、ニューヨークのアーサー・ワイスバーグであり、ベルリンのギュンター・ピースクであり、ウィーンのディートマール・ツェーマンであったわけです。こういう人たちのレコードを聴いて曲を覚えたのでした。
こういう人たちはすっかり引退したり亡くなったりしてしまいました。今のニューヨークのジュディス・マックレアは私とほとんど同い年だし、ベルリンのダニエル・ダミアーノに至っては年下ですもんね。
先日のファゴット会の時にも感じましたが、これじゃあ年を取るわけですよね。
ダニエル・マツカワは別(まじっくばすーん)
ボストン(Vn, Va)にもニューヨーク(Vn, Vc)にも日本人はいますね。ニューヨークのチェロには工藤すみれさんがいて、私にはこの人ソリストという印象があるのですが、最近入団されたみたいです。
ところで、フィラデルフィアの首席ファゴット(ガーフィールドの後任者)はダニエル・マツカワという人ですが、この人は日系人ではあるけど日本人ではないです。
アメリカでの日本人奏者の活躍(まじっくばすーん)
ここには元新日フィルのチューバ奏者杉山さんもいるし、アメリカを代表するオケで日本人ががんばっているのを見ると、大したもんだなあと思います。このオケが初めて来日した1970年当時には、日本人の団員なんて考えられなかったでしょうけど。
アメリカのメイジャーオケ事情をつぶさに知っているわけではないですが、シカゴのヴァイオリンにも確か日本人がいますね。ニューヨーク、ボストンあたりはどうなのだろう。
ぶっちゃー様、西海岸はどうですか。
リヒャルト・シュトラウスの管楽合奏曲(まじっくばすーん)
金管楽器とティンパニの曲を別にすると、こんな曲があります。(Wikipediaから)
* 13管楽器のためのセレナード 作品7 1881年
* 13管楽器のための組曲 作品4 1884年
* 16管楽器のためのソナチネ第1番「傷病兵の仕事場から」
* 16管楽器のためのソナチネ第2番「楽しい仕事場」
作品4と7は初期の曲で後期ロマン派の香りが漂い、「楽しい仕事場」(Happy Workshop)は「ばらの騎士」みたいな雰囲気がありますね。
2007年4月24日火曜日
1ヶ月経ちました! (ぶっちゃー)
投稿は、まだまじっくばすーん氏と管理人(私)が中心になってしまってますが、まぁ気長に行きましょう。何しろ、現役時代と違い訃音通知を出されるまで時間はありますから。
取敢えず投稿には至らない方も、ぜひこの記事にコメントをして「読んでるよ」メッセージを残して下さい。
勿論、偶然このブログに出会ってしまったあなたもぜひ!
管理人 ぶっちゃー
2007年4月23日月曜日
「椿姫」第1幕への前奏曲(まじっくばすーん)
昨日22日に練習があって、ソリストは当然来ないので「椿姫」第1幕への前奏曲をやりました。この曲を含め私は「歌もの」の経験に乏しいので、すごく楽しいです。いかにもイタリアものらしい明るさと色彩感があって、いい曲だなあと思います。
うちにはカラスの往年の歌唱による演奏(棒は若き日のジュリーニ)とストラータスがヴィオレッタを歌ってレヴァインが振った映画仕立てのDVD(演出は才人ゼッフィレルリ)があるので、今度暇なときにじっくり見て自分のブログにでも書こうと思います。
何億光年の彼方から (ぶっちゃー)
それから、管理人の勝手でちょっとブログの景色変えました。それと、名前も「ブログFG会」に。「ワセオケFg科OBブログ」では、ちょっと長いので。
「投稿者登録」の案内もわかり易く変えました。右上のボックスのリンクをたどって下さい。
それでは。
管理人 ぶっちゃー
2007年4月22日日曜日
Fg会報告(まじっくばすーん)
いらっしゃれなかった方々のために、私から簡単に報告をさせて頂きます。
参加者は30名強、上は1976年卒の方からごく最近卒業の方まで集まりました。各代ごとに紹介と「ワセオケでやってよかった曲、やって困った曲」を発表。これを聞くと、おのおのの年にどんな曲を取り上げたかが分って面白かったです。
9時半過ぎに宴会はしめて同じ店の中で場所を変え、10時半前に現役のみなさんが練習を終えて集合。私にとって現役の方は初対面でしたのでよい機会になりました。
私は11時半ごろ失礼してしまったので、その後発展がありましたらどなたか投稿してください。
では、またお会いできる機会が近々ありますことを祈って報告を終わります。
2007年4月21日土曜日
カルロス・クライバー「カナリア諸島にて」 (ぶっちゃー)
そう言えば、久々にクライバーの名前を聞いて、以前作詞家の松本隆が自分のホームページに「カナリア諸島にカルロス・クライバーを観に行った」というよう な記事を書いていたので、どんな風だったかを調べようとしたけれど、もう載っていない。勘違いかな、と思ったら、ラジオ番組で葉加瀬太郎を相手にしゃべっ ていたのが採録されていた。1999年の事だったらしい。更に調べたらプログラムも判った。カナリア諸島で開かれた音楽祭に、バイエルンのラジオシンフォ ニーを振って出たらしい。曲目は、ベートーヴェンの4番7番と、「こうもり」の序曲。十八番ですね。好事家のCDも出ているらしいけど(海賊版だね)、 ネットを見る限りでは手に入れる術は見当たらない。2004年に死んだクライバーは、1999年1~2月にかけてバイエルン放送響との共演が、公けで演奏 したものの最後だそうだから、このカナリア諸島での演奏は最晩年のものということになる。出来れば聴きたいけれど。
2007年4月20日金曜日
ブログの名前 (ぶっちゃー)
最初は、かつてFg会(宴会)の定番会場であった、今はなき「深川」乃至は「ふかがわ」を提案しようと思いましたが、何だか下町ファンの検索にヒットしまくって顰蹙を買いそうだし、それに「ワセフィル深川会」というのも既にある様なので、ちょっと恐れ多いかも。
で、ごくシンプルに「ブログFG会」というのが、取敢えず僕の提案です。勿論、われらがファゴット会(主には宴会の意味)のノリをネット上で再現しようという試みと、"Free Genre(フリー・ジャンル)"という意味も込めて。他のイベントとの用法区別(提案)は以下の通り:
○ ファゴット会、又はFg会: 宴会
○ ブログFG会: このブログ (読み:「ぶろぐふぁごっとかい」、又は「ぶろぐえふげーかい」)
○ ファゴット会アンサンブル、又はFg会アンサンブル: 演奏会(ぜひやりましょう。私は雑用全般引き受けます。)
ちょっとひねりがないですかね。いずれにしても、Fg会が盛り上がったところでアイデア出してみて下さい。
ところで、お気付きの方もいるかも知れませんが、このブログの右側の中程に「カウンター」付けてみました。同じ日に同じPCからアクセスしても1回しかカウントしない様です。時々アクセス数覗いてみて下さい。
2007年4月18日水曜日
ファゴット in YouTube (ぶっちゃー)
ファゴット:2
fagott:26
bassoon:318
basson:49
それから、fagotで検索しても一杯出て来るけど、これは英語だと違った意味になってくる から、ダメですよ。(でも、Fgという短縮形でも英語だとこっちの意味に取られるらしいからまずいな。「Fg会」-う~ん、チョッとヤバいかな。)
さて、こんな数のビデオ・クリップをつぶさに見ている暇は無いけど、いくつか拾ってみました。
1.Bassonables (バスーン・カルテット)
まずは、ご同胞から。アマチュアみたいだけど、結構有名なんですかね。"You'd be so nice to come home to" と "water melon man" の2作品が載ってます。なかなか楽しい。 こちらにグループの紹介があります。http://www.bassoonable.com
2.Bassoon Lights (バスーン・クインテット)
Virginia Commonwealth University という大学でのクリスマス・コンサートの模様らしい。「くるみ割り人形」の編曲。ちょっと調べたら、音楽学部もあるいらしいから、そこの学生ですかね。見所は、1分30秒後から。題名の意味が判ります。いやぁ、本当に楽しい。それにしても「バージニア」と言えば、昨日乱射事件があった学校と大して離れていないでしょう。そんなに大きい州じゃないですから。
3.Air Bassoon Championships (パロディ番組予告?)
楽器を降りた私としては、この道しかないかな。どうもオーストラリアのTV番組がネタ元らしい。こんな番組、絶対に「本編」は無いと思うけど。それにしても、「エア・オーケストラ」まで登場するから凄い。それにしても、こんなの作って、どの位の視聴者に受けるというのか? やっぱりこの手の趣味は、イギリス系入ってます。因みに、ここでダウンロードも出来る様です。大分下の方の The Chaser’s War on ABC promos というセクションの3番目のクリップです。お好きな人はどうぞ。
4.007、Super Mario 他
やはり、どこかの音大でしょう。多分、アメリカだと思うけれど、中国系/中国人らしき人が多い。(Star War というクリップは「上海音楽院」というクレジットが出ている。)僕はゲームをやらないので「スーパーマリオ」の音楽なんて知らないけど、受ける向きには受けるんでしょうね。
皆さんも探してみれば、掘り出し物に出会えるかも知れない。でも、こういうのはみんなで酒を飲んで突っ込みながら見るのがおもしろいかも。
それにしても、プレーヤー人口から考えると日本人のクリップが圧倒的に少ない。ブログ投稿数は今や世界一だというのに。やっぱり「顔出し」はダメで、「匿名」じゃないとダメなのかな?ちょっとハイテク文化論として考えると、おもしろい。個人的には、我がFg会の皆さんはすべからく世界に紹介したいですけどね。
2007年4月17日火曜日
初めて投稿します(mf)
コメント欄に「登録の招待状送って」と書いたら、あっという間に届きました。
ぶっちゃー、ありがとう。アメリカって、近いですね。
メーリングリストができたと思ったら、ブログもできて、なんだか皆さんとの距離も急に近くなった感じですが、やっぱり実際に顔をあわせるのが一番ですね。
21日は翌日朝からオケの練習なので、酔いつぶれない程度に飲んで騒ぎたいと思います。
でも、ぶっちゃーが帰ってきたらまたやらなきゃいけないですね。
21日はその打ち合わせということにしますか?
では、おやすみなさい。
芸風は変わらず (ぶっちゃー)
Bela Fleck もう1枚だけ (ぶっちゃー)
2007年4月15日日曜日
ファゴットがソロを取っている場面 (ぶっちゃー)
さて、Flecktonesの続き。YouTubeにファゴットがソロを取っている曲も載っていましたね。但し、ソロ部分はシンセサイザーで音が変換されてしまって、スターウォーズのエイリアン・バンド(オビワンとルークがハンソロを見つけた酒場で演奏してたバンド)みたいな音ですね。頑張ってるけど。
マイケル・ヘッジズ(まじっくばすーん)
ベラ・フレックのお薦め記事を読んで、早速買い物籠に追加しました。聞いてみよう。
これを読んで私が思い出したのは、マイケル・ヘッジズというギタリストです。この人もフュージョンになるんですかね。ちょっとジャンルに疎くて申し訳ないですが。何年も前に夭折しちゃった人です。
でもマイケル・ヘッジズが出しているディスクを全部聴くとか言うことはなくて、私が聴いたのはこれ一枚です。
ものすごいテクニックで、もう唖然としちゃいます。どうやって二本の手でこれを弾くのか分らないくらいです。色々な人に影響を与えているらしくて、近年のポール・サイモンは明らかに影響を受けていますね。
バンジョーは止まらない (ぶっちゃー)
最初に聴いた(見た)のは、テレビ。チャンネルを変えているうちに、音楽番組があったので目を留めた訳です。マルサリス兄弟の兄貴の方(ブランフォード・ マルサリス、サックス吹き)と共演していたんだけど、サックスとの掛け合いでバンジョーを弾いているのをみて、ちょっとビックリ。エレキギターを弾いてい るのかと思ったら、音もちょっと違うし、胴の形も丸だし、「あっ、バンジョーだ!」とやっと気付いた。音も普通のバンジョーとは少し違うようだ。普通のバ ンジョーの乾いたアルペジオの音よりは大分ソフトな響き。テクニックとしては、相当な超絶技巧を駆使してるんだろうけど、サラッと弾いてのける。そもそも エレキギターみたいに泣いたり叫んだりせず、ひたすらアルペジオですからね、バンジョーは。聞いてるうちに、だんだん「オイオイ、何だコレは!」という感 じになって来る。
フレクトーンズの編成は、バンジョーの他がベース、サックス、ドラム。このドラムというのが、シンセサイザー・ドラムで形状はちょっと変わったエ レキベースかエレキギターで、胴やネックに相当するところに大小いろいろのパッドが取り付けてあって、それを指で小刻みに叩いて、それがシンセサイザーで ドラムの音に変換されてしまうという代物。ほら、よく音楽聴きながらコツコツと指でテーブルを叩いたりする人がいるでしょう?あれでドラムが叩けてしまう 訳。「ドラミタール」と名付けられているけれど、明らかにドラムとシタール(ジョージハリソンもはまったインドの弦楽器ですね)から文字った訳ですね。 ベースもその筋では相当に有名な名手の様です。基本編成はこの4人だけど、フュージョン・バンド、又はジャムバンドらしく、他にもいろいろな楽器と共演す る様で、何とバスーンとも共演してます。こ う書いて来ると、何だかキワモノめいて来たけど、音楽はとてもまともという感じです。それでいて、他にはこんなの無いなぁとも言える。一見淡々としているしそんなに派手さを感じないけれど、実は凄い演奏をしているんだと思いますね。
クラシックの編曲物も出しています。中には、ショパン、スカルラッ ティ、パガニーニも入っていて曲目を見るだけで「超絶技巧バリバリ」という感じだけど、やはりとてもまともですね。共演もジョシュア・ベル(バイオリン) とか、ジョン・ウィリアムス(ギター)ですから、ちゃんとしたもんです。ところで、このアルバムのタイトルは Perpetual Mortion というんですが、日本語に約すと「永久運動」という意味。ライナーノーツにも特別何も書いていませんが、間違いなくベラ・フレックの弾くバンジョーのこと を表しているんだと思います。彼のアルペジオは本当に永遠に続くんじゃないかと思えてきますから。そう、「バンジョーは止まらない」という感じ。
今回この人の紹介を書こうと思って、改めていろいろ調べているうちに、ベラ・フレック&フレクトーンズを紹介した記事があったので、ちょっと訳してみました 。おもしろ半分で始めたけれど、途中で止めるのが悔しくて、結局3時間も掛かってしまった。(ふ~っ)アメリカの「業界」の事も少し判って為になりました。でも、年間120回ものコンサートをこなすというのは凄い。
お勧めは、どれを聴いてもいいけれど、やはりデビュー・アルバムがいいかも。ベラ・フレックのリード振りがストレートに出ているアルバムだし、バ ンジョーの向うを張って活躍するハーモニカがカッコイイ。(このハーモニカ吹きは、サックス吹きが加わる前の創立メンバーのひとり。過酷 な旅回りに疑問を感じて抜けた様です。仕様がないですね。)
YouTubeでも、Flecktones で検索すればいろいろ出て来ますが、僕は取敢えずコレが好きですね。Big Country という曲で、CDにも入っていますが、こっちのライブ録画の方がおもしろい。よりカントリーっぽい雰囲気が濃いし、管の連中が3本になっ ていて(サックス2本と何とファゴットが1本)よりグルーヴ感が増していて気持ちいい。
音楽は本物だし、グラミー賞でも常連だし、日本で殆ど無名であるのが信じられないくらい。海外ツアーでも、中国/韓国まで来てるんですけどね。でも、知っててムダじゃないと思いますよ、このバンド。いずれにしても、個人的にはとても気に入っています。
狭い世界 (haru)
ポケットのPHSが鳴って、知らない番号だったのだけど、出てみた。
電話の主は、私の元上司、今は影のボスというべき存在、
ちょっと説明不能の人物なのですが、これが、今、
パリにいるはずのひとなので、びっくりしました。
まるで、隣町からの電話のようですが。
訊いてみると、ホテル代にIP電話の料金が込みになっているとかで、
面白がって、いろいろかけているとの事でした。
この人は元、公立学校の校長のくせに、
いまは株主オンブズマンとかで、企業に喧嘩を売ったり、
政治家の黒幕みたいなことをやったり、実に怪しい。
それでも、私は長年ボスとして、杯をいただいている関係で、
いろいろと不思議な人脈を作らせて頂いています。
先日、その関係で、教育改革に関する懇談会があり、
もと大企業のビジネスマン、今、なんとかコンサルタント、
という方とお会いしました。
えらく元気の言い方で、侃々諤々やったのですが、
この方が、ぶっちゃー氏と同じ会社で、在米経験も長く、
面識もおありとか。
いやはや世界は狭いですね。
「組織内一人親方のすすめ」という本をいただきました。
2007年4月14日土曜日
種☆さんからのメール (ぶっちゃー)
それにしても、やっぱり、こう、種☆さん辺りからお声が掛かると「Fg会」らしくなって来ます。来週は、いよいよ集会ですね。やっぱりいいなぁ、日本は。どうぞ、僕の分も楽しんで下さい。
2007年4月12日木曜日
こちらも焼き鳥(まじっくばすーん)
Yakitori-ya in San Jose (ぶっちゃー)
その〇芝君が住む事になった家が、僕のアパートと同じ通り沿いで1キロと離れていない場所。(この距離は、アメリカでは本当にご近所。)出来たばかりのとてもきれいなコンドミニアム。昨日、ホテルを出て入居したというので、さっそくミニ歓迎会を、と言う訳で、最近評判という近くの焼き鳥屋に行きました。
この辺の住宅地には、ところどころ、スーパーや幾つかの小さい店が集まった一角(「ショッピング・スクウェア」とでもいったかな?)があるけれど、この焼き鳥屋「炭屋」もそういうところにあります。結論から言うと、確かに「まともな焼き鳥屋(Authentic* Yakitori Restaurant)」と言っていいでしょうね。メニューもまあまあでしょ?そりゃ、日本のおいしい焼き鳥とは比べられないでしょうけれど、一応備長炭で焼いている様だし、あの悪名高い「テリヤキソース」も使ってないようだしね。「テリヤキソース」というのは、アメリカ人の多くが日本料理の代表的ソースと疑っていないようだけれど、どうみても、そのとろみ甘さはみたらし団子の蜜に近い代物。焼いた肉や魚に掛ければ「たちまちジャパニーズ!」という手軽さだけど、到底、ちゃんとした日本料理の調味料とは言い難い。それをこちらでも醤油メーカとして有名になっているキッコーマンがプロモートしているので始末が悪い。
この場所、前も日本食系のレストラン(というより居酒屋)があったのだけれど、その店は窓も無く、とてもきれいと言えない造りで、アメリカ人とおぼしき客が居なくなるとタバコさえ吸わせていたという若干怪しげな店でした(カリフォルニアでは、レストランはおろかバーも一切禁煙)。 今度の焼き鳥屋さんは前面ガラス張りで小ぎれいになってました。ちょっと、奥まったところにあるけれど、シリコンバレーで焼き鳥が食べたいという人には(ここの読者には居ないか?)、取敢えずお勧め。夜11時半まで営業というのも嬉しい。
そうそう、〇芝君の話。勿論まじめな彼の事だから、楽器もバリバリの現役。今は専らバイオリンを弾いているそうで、近々こちらのアマオケのオーディションがあるとのこと。偉いですね。
ところで、ワセオケ出身者二人で「焼き鳥」となれば、「そういえば『鳥安』に行きたいね」という話しに。皆さん、日本に帰ったら連れて行って下さい。(ところで、鳥安の2階で仕切っていたおじさんは「織田さん」ておっしゃるんですねぇ。初めて知った。)
*(注): この場合、authentic の反対語は Americanized です。authentic は辞書で引くと「本物の、正真正銘の」と出て来るけど、この場合それほど大げさなものではありません。アメリカでレストランの紹介に良く見掛ける言葉かも。いろいろな料理を余りにアメリカナイズしてしまったので、ちょっと反動かも。因みに authentic American という料理は余り見た事がないなぁ。
2007年4月11日水曜日
ご報告 (ぶっちゃー)
それから唐突なご報告で恐縮ですが、先週会社から異動内示がありまして、6月1日付けで日本に戻る事になりました。勤務場所は東京大森になります。厳密には2年余の駐在期間でしたが、2003年夏に一旦赴任し、途中1年弱日本に戻ってまた出て来たという変則的なものでしたので、実質的には4年弱という感覚ですね。
実際の帰国は、5月下旬になりますが、それでも今度のFg会には間に合いそうもありません。残念ですが...
帰国までには、またいろいろこの場でお話し出来るでしょう。今日は、取急ぎご報告まで。
2007年4月4日水曜日
3人目の恋人(まじっくばすーん)
私の最初の楽器は、ワセオケに入ったときに買ったフォックスでした。左手薬指がカバードキーの楽器です。ぶっちゃー氏と同時に買いました。
次がピュヒナーで、これは就職した年に買いました。36回ローンを組んで、しばらくの間給料もボーナスもあらかたこのローンに消えていったのを良く覚えています。このときに最初のフォックスは人に売りました。
そしておととしからフォックスを使い始めました。これは最初のフォックスとは別の楽器で、亡妻(ここでの妻は、本当の配偶者です。ややこしくてすみません)が遺していったものを、師匠に薦められて使い始めたものです。
その後このフォックスを師匠に「馬場バージョン」に改造してもらい(チューブをすべて入れ替えるなど)今に至っています。
ありていに言うと価格はピュヒナーのほうがフォックスよりよりずっと高いのですが、楽器としてはフォックスの方がいいです。今やフォックスがすごくお買い得なのもうなずけます。
と言うわけで我が家にはピュヒナーが眠っているのですが、これを今度処分しようかと思っています。いったん師匠に預けて直してもらい(ここでもチューブは全とっかえになる予定)、その後新しい持ち主に渡ることになります。
今から別の楽器に変える必要も感じないし、私はずっとフォックスを吹いてゆくことになると思います。
2007年4月3日火曜日
CD「イギリス民謡組曲」他 (ぶっちゃー)
で、結論から言うと、一般的には「おもしろい1枚」ではないかも知れません。イギリス物なら、エルガーやブリテンの方がおもしろいかも。でもね、「イギリス民謡組曲」の管弦楽版の録音て、他にあるのかな?
ところでこの文章を書くに当って、ボールト卿の事を調べたら 、キャリアの最初の頃にバーミンガム市響の音楽監督をやってたり(つまりラトルの大先輩)、師匠筋はニキシュ、弟子筋がロジャー・ノリントンだったりする んですね。為になりました。(ノリントンは、昨年SFでシューベルトのシンフォニーを振るのを聞きましたけど、いわゆる「ピリオド奏法」を初めて聴いた事 もあって、響きが新鮮でおもしろかった。)
EMI CLASSICS CDM 7 64022 2
ヴォーン=ウィリアムズ管弦楽作品集:
【曲目】セレナーデ・トゥ・ミュージック、揚げ雲雀、グリーンスリーヴスによる幻想曲、イギリス民謡組曲、交響的印象《沢沼地方にて》、ノーフォーク狂詩曲第1番
【演奏】エイドリアン・ボールト指揮/ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
やっと入れました。 (haru)
80年卒H.I.です。
グローバルなご活躍なさっていらっしゃる皆さんと対照的に
極めてローカルな仕事に埋没しきっております。
逗子や三浦半島地域に人脈を得て、
逃亡不能となり、転勤年限を過ぎても居座っている状態です。
いっそ定年までいてやろうと目論んでいます。
せめて、旧知の皆様から広い視野にたった話題の提供いただき、
時代錯誤にならぬための戒めとしたいと存じます。
宜しくお願い申し上げます。
2007年4月2日月曜日
歌はゆれる(まじっくばすーん)
子供たちがお世話になっているジュニア・オケで私も吹いています。昨日から新年度の練習が始まり、来年3月の定期演奏会の曲に取り組み始めました。
今回は「オペラ・オペレッタの中の名曲」と題して、ソプラノとテノールのソリストを迎えるのです。昨日の練習はもちろんソロ抜きのオケ練でしたが、譜面づらはかんたんなのにテンポのゆれがかなりあって、私も子供たちもそれについて行くのに難儀しました。
「メリー・ウィドウ」の「愛のワルツ」とか「椿姫」の「乾杯の歌」とか曲はよく知られたものなんですけどね、自分で吹くとなると、歌のソロのほうが協奏曲など器楽のソロよりゆれる気がします。
ソロは若手では注目株の実力派の方ということで、おいでいただくのが今から楽しみです。
これはチョッと驚いた?! (ぶっちゃー)
2007年3月30日金曜日
オペラパレス?! (ぶっちゃー)
2007年3月29日木曜日
投稿者招待状お送りしました (ぶっちゃー)
皆さん、早く登録/参加して下さいね。
管理人 ぶっちゃー
2007年3月27日火曜日
映画「かもめ食堂」 (ぶっちゃー)
淡々と静かに進行して行くけれど、ちょこちょこ可笑しくて、でもいろいろなところがキチンと出来てる感じがしましたね。 小林聡美のしゃべるフィンランド語とか(勿論意味は判らないけど)、膝行とか(「しっこう」と読む、合気道の基本訓練らしい)、調理風景とか、何より食べ物がシンプルだけどしっかりとおいしそう。おにぎり、卵焼き、とんかつ、あと何故かシナモンロール。映画を観た後には、必ず食べたくなるんじゃないかな。実は、今私の居るアパートの1階にはベーカリー・カフェがあり、シナモンロールも置いてあるので、思わず食べに行きましたが、味の方はしっかり裏切られましたね。(余りに悔しかったので、その後夕食にも関らず土鍋ご飯を炊いて、シャケを焼いて、おにぎりを作ってやっとひと心地着きましたが。我ながら、うまかった。)
主演の小林聡美は、さっぱりキッパリとした役柄で、その昔「やっぱり猫が好き」 で「ちょこざい(三姉妹の末妹役のニックネーム)」と呼ばれたキャラクターがウソの様です。脇を固める片桐はいりはいつもの怪優振りに似ず、几帳面だけど憎めないという役柄。もたいまさこはちょっとシュールで、この役柄には少し「やっぱり猫が好き」の長女役の雰囲気が残ってますかね。いずれにしても、観終わって、ほのぼのホッとする映画でした。
それにしても海外で暮らしていると(それも独身でね)、「ないかな、『かもめ食堂』」とかなり深刻に思わないじゃないですよ。
2007年3月26日月曜日
楓の詩(まじっくばすーん)
私の師匠である馬場自由郎(元都響)と武井俊樹(読響)のお二人が、「楓の詩」と題してファゴットのデュエットによる曲集のディスクを作りました。ボアモルティ、ボザなどの作品を収録しています。
なかでも面白いのはフランスの作曲家ヴォーブールゴアンによる「12のカノン」です。2本のファゴット(本当はバソンですけどね、もちろん)のために作曲された作品です。
私に言ってくださればディスクは入手できます。ぜひご一聴を。また、ヴォーブールゴアンの楽譜も私の手元にあります。この「楓の詩」という命名は、実は私がしました。名付け親としては、一人でも多くの方に聴いていただきたいのです。
2007年3月24日土曜日
管理人から (ぶっちゃー)
ワセオケFg科OBブログへようこそ!
当ブログ管理人「ぶっちゃー」こと、中村(82年卒団)です。皆さま、ご無沙汰しております。 あるいは初めまして。
最近ファゴット科OBの集まり(同窓会?)にお誘いを頂きましたが、私自身は現在海外在住の為参加出来ず、残念に思っておりました。そんな折、最近は思いの他手軽に、複数の人間が投稿出来るブログを開設できる事が判りましたので(何よりタダ!)、同期まじっくばすーん氏のご賛同も得て、思い切って皆さんに声をお掛けしています。
ブログ名は「ワセオケFg科OBブログ」としましたが、あくまで仮称です。今度の皆さんの集まりで、ぜひ良い名前を考えてみて下さい。別にFg科のOBに限らず、皆さんのご家族ご友人にドンドン輪を広げて頂ければと思いますので、ワセオケFg科にこだわらない名前の方が良いかも知れません。 宜しくお願いします。
さて、このブログ投稿に当たってのお知らせとお願いをいくつか...
● ブログホスト
当ブログのホストは、Google のブログサービスである Blogger です。ちょっとブログの景色は殺風景かも知れませんね。最近は日系プロバイダーやポータルサイトの提供するブログサービスなら、もっとカラフルなものがいろいろありますが、Blogger を選んだ一番の理由は「複数投稿者をまかなえる無料サービス」である点です。
● 投稿者
このブログは複数の人間が投稿者になります。この場合の「投稿」とは、いわゆる「コメント書込み」のことではなく、ブログ本文を執筆出来る、ということです。
但し、それには若干事前手続きが要ります。投稿者は予めシステム上の管理者(私、「管理人」のこと)から「招待メール」をお送りし、その中にリンクされて いる登録サイトでアカウント名、パスワードを登録した後にログインして、「ゲスト投稿者」として投稿できる様になります。
投稿者は、「管理者」「ゲスト」の区別無くこのブログに自由に書込みが出来ます。
投稿者の範囲は今のところ、「ワセオケFg科OB」とOBから紹介された方、に限らせていただきます。
● 公開範囲
当ブログは、今のところ制限無く「公開」とします。 (一般的なブログに同じ)
システム上では、「投稿者=閲覧可能者」、「投稿者+閲覧可能者(招待者のみ)」、「全面公開」といった選択が可能、かつその3つのパターンの間で随時変更可能です。但し、いわゆるメンバー制(最初の2パターン)だと、ちょっと覗こうとしても「アカウント名/パスワード入力によるログイン」というプロセスが入り、これが以外に面倒臭いものです。(私見ですが) いずれにしても、今後の公開範囲をどうするか、これも皆さんの集まりでお話してみて下さい。
但し、投稿者はいずれの場合も「招待⇒登録」制です。
更に詳しいお知らせとお願いは、コチラです。ぜひ一度お読み下さい。
それでは、より多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
管理人
2007年3月22日木曜日
こんにちは
このブログがいろいろな情報交換・意見交換の場になるといいと思います。
ちなみに、私も自分のブログを持っています。
http://magicbassoon.at.webry.info/
です。お時間あったら覗いて見てください。